2014年07月

土用の丑の日・うなぎの押し寿司

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暑い夏には鰻を食べるということは日本の文化です。イギリスでも鰻は食べるようでしたが、ぶつ切りにして煮る?か何か、香ばしい蒲焼を知る者としてはいくら食い意地が張っていようとも試してみる気にはなれませんでした。
絶滅危惧種に指定されたとなると、これからは高嶺の花になってしまうのか、卵からの養殖に期待するしかないのでしょうか。

海外にいてもやっぱり食べたくなるものの1、2位を争うのが鰻です。
空港で買ってきてくれた真空パックの鰻は国産と書いてあるものの、やはりうな丼で頂くには残念な感じでした。
そこで、押し寿司にしてみました。
間に干し椎茸の甘辛煮と壬生菜のお漬物を少量はさんだところがひと手間です。鰻の表面をバーナーで炙って、出来上がり。サーモンでも同様に作りました。お店のようなスパッとした切り口には出来ませんでしたが、少量でも家族で楽しむことが出来ました。これで何とか暑い夏をやり過ごせると信じることにいたします。

ブルーベリーチーズケーキ

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この日は息子が友達のお宅で夕飯をよばれることになり、差し入れに作りました。

15cmのセルクルで焼き、8等分です。日本ではこれは小さめではありますが、まあ一般的なサイズと言えます。中にフレッシュなブルーベリーを一緒に焼き込んでありますから、その酸味が甘さを緩和してくれるように思います。甘いものをあまり食べたがらない我が家の男性陣もこれくらいの量は食べやすいようです。

先日こちらのCheesecake Factory で見た一切れの大きいこと、恐らく27cmの型で焼いてあり、更にモコモコっと生クリームが添えられておりました。私が作るものの2倍、もしくは高さもそれなりにありましたから3倍くらいの食べ応えがあるかもしれません。ショウケースを眺めているそばからどんどん売れていき、そのショッピングモール内でCheesecake Factoryの袋を持っている人の多いこと。
我が家はランチを頂いただけで、お腹がはち切れそうになり、チーズケーキは頂きませんでしたけれど、このサイズに慣れていくのは恐ろしいことです。

真夏のファウンテン PRESSTEA(プレスティ)

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関東地方も梅雨明けしたようで、連日の猛暑ぶり、お見舞い申し上げます。

日本ほどではないものの、こちらも大概暑く、30度が境界線、それを超えると猛烈に暑いです。その日に着る服もここを基準に考えます。

この日も30度超え、照りつける日差しの中、ウロウロとGreenwich Village界隈を散策しました。小さい雰囲気のいいお店が点在し、ひやかしながら歩き続けました。もっと先に進みたい気持ちもありましたが、あまりの暑さ、頃合いにあったカフェに逃げ込みました。

cold drink のメニューが豊富にあり、どれにしようか嬉しく迷ってしまいます。エスプレッソのように茶葉を細かくしたものから濃縮お茶ショット?を作ってフレーバーと合わせてあるそうです。お店の方のお勧めでパッションフルーツグリーンティにしてみました。
これが今までにない爽やかでしっかり味のあるアイスティー、感動すら覚えました。この時の身体の状態にぴったりマッチしたのかもしれません。誰かの家のリビングのような可愛いソファでゆっくりリフレッシュさせてもらいました。

Press Tea
167 7th Ave. S(bet Charles & Perry)

カツサンド

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夕飯にカツを作った時は、翌日カツサンドにするのが楽しみです。

子供の頃は油こいものが苦手で、お店で食べるロースカツは特に脂身が多く苦手でした。
母は比較的薄めの肉をめんつゆに付けて下味をつけるので食べやすく、父がよくリクエストしていました。
この薄めのカツで作るカツサンドが無性に食べたくなる時があります。普通サンドイッチを作る時はパンにマヨネーズやバター、マスタードを塗って具も色々とたくさん挟みたくなりますが、カツサンドはカツだけ。ウスターソースをパンには一振り、カツにはたっぷり、それだけです。
今回は彩りにレタスを少し挟みましたが、それすら不要に思えてしまいます。


Burleigh(バーレー)の長方形のお皿はロールケーキのためにと買いましたが、なかなか出番の多いお皿です。

NY レストランウィーク

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夏のレストランウィーク始まりました。
レストランウィークというのは、このプログラムに賛同する比較的高級と言われるレストランが、一律ランチ$25、ディナー$38(税、サービス料含まず)のプリフィクス3コースを提供するというもの。物価の高いNYではかなりお得な感じです。
300を超える中から、どうやって店を選んだものか、六本木ヒルズに出店しているという安心感をとって、il Mulinoに行ってきました。

席に着くと、つきだしのように小皿がいろいろテーブルに載せられます。
ブルスケッタ用のような角切りトマトのマリネ・ムール貝付き、サラミ一切れ!、ズッキーニのソテーアーリオオーリオ風、パルミジャーノの塊から掘り出すひとかけら、パンのバスケットにはル・ヴァンとじっとりオリーブオイルのしみたクルトンのようなローズマリートースト。

ここまでで期待感が一気に高まりました。が、ここまででよかったような気もします。
前菜のお肉のラビオリでお腹は膨れてしまいました。(洋食屋さんのハンバーグのようでした!)

案外さっと食事を済ませていかれる方が多く、周囲の席は何回転もしているようでしたが、ともあれ、日本から来ていた友達とゆっくりお喋りしながら優雅なひとときを過ごせたことに感謝です。

il Mulino
86 W. 3rd St.
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