2017年11月

スーパーフードふりかけ


アメリカのスーパーフード売り場を物色している時に「goji berry」なるものに目が止まり、またまた新種のスーパーフードか!と手に取りました。抗酸化作用に優れていて、繊維、鉄、ビタミンCも豊富で...
なかなか良さそう。でも絵をよ〜く見ると何だか「クコのみ」に似てる、杏仁豆腐によく乗ってる。。
調べてみるとやはり同一人物(?)でした。日本人にもとうに馴染みのドライフルーツが「berry」とか言われると特別な効果を期待してしまいます。「スーパーフード売り場でこんな高いお金出さなくても日本に売ってるわい」と帰国後早速に買い求めました。

しかし、効果を得る程に大量摂取するのはなかなか難しい。レーズンのようにポイポイ口に放り込むにはドライ過ぎて固いし、強い甘味もない。
何とか思い付いたのが釜揚げしらすのこのふりかけ。
じゃこよりも釜揚げしらすがいいのです。というのは、釜揚げしらすのべたっとした水分(私はこれが少し気になっていました)をクコのみに吸って頂こうという作戦です。

釜揚げしらす       100gぐらい
松茸の吸い物の素       1パック
クコのみ               一握り
ドライゆず            大匙1(今の季節はフレッシュな柚子が手に入りますね)

これをよく混ぜて暫く置いておくと、クコのみが水分を吸ってふっくらしてきます。べたべた感が無くなったら、

カツヲ削り節   1パック
白ごま               大匙2
くるみ               一握り

を混ぜて、冷蔵庫で蓋をしないで一晩。お吸い物の素がいい仕事をしてくれます。

他の食べ方としては、常備菜になっているめかぶの味付けをする時にクコのみも放り込んでおきます。
美肌来い!


かりんの蜂蜜漬け


いよいよ風が冷たくなってきました。
最近ヨガをやっているせいか、はたまた更年期のせいか、ずっと裸足で平気でしたけれど、昨晩足りないものを買いにスーパーに走って行った時はさすがにちょっと寒かった。油断大敵。

のどに優しいかりんを見つけたので買い求めました。
かりんの木は細長く上に伸びて横に枝を張らないので、狭い庭でも場所を取らず、またこの季節に実を2〜3個付けるので蜂蜜漬けにするのに丁度よかったものです。横浜の家でまだ元気にしてるかなぁ。



実は固く、水分が全然ない感じですが、蜂蜜に着けて一日で随分と水分が上がってきました。
既にサラサラの液体になっていて、かりんのあの柑橘系でも桃系でもないフローラルな独特の香りがしっかり楽しめます。
黒い種の周りに特に効用があるそうなので、捨てずにお茶パックに入れて一緒に漬け込みます。
外皮はちょっとねっとりしていて、「農薬かしら」と思われるかもしれませんが、庭で無農薬で育ってもねっとりしていたので、自然と熟する過程で出てくるワックスと思われます。軽く洗ってから皮ごと薄切りにして漬け込みましょう。

今年の冬もお健やかに。
残りの出番待ちかりんがキッチンで芳醇な香りを放っています。

グルテンフリーのセイボリービスケット


グルテンフリーというのは小麦粉を使っていないということです。アメリカでもグルテンフリーの商品はたくさんあり、小麦アレルギーの人って結構多いのかなーなどと思っていたのですが、糖尿病の人や糖質制限ダイエットに有用であることを知りました。

小麦粉の代わりに大豆粉を使って、塩味の効いたセイボリーにしてみたのですが、ちょっともそもそした感じ。抹茶と紫芋粉を使って、周りに芥子の実をまぶして和風な装いにと、ビジュアルのイメージが先行したものの、まだまだ人に差し上げるには改良が必要です。

燻製プレート


家で手軽に作る燻製は甘塩鮭や塩鯖など、味がしっかりついているものは手っ取り早くできます。
普通にグリルで焼けば美味しい朝御飯という感じですが、スモークすると途端にお酒のつまみになります。黒胡椒をたっぷりまぶすのはイギリス流、真空パックになっている鯖のスモークは貴重な青魚として常備しておきたい一品でした。
今回初挑戦は写真中央の鱧板(かまぼこ)。少し固くなるものの、スモークの風味が加わるってほんとに美味しい。

写真上は田舎風パテ。今回は新鮮そうなレバーが手に入ったので、レバーをゴロンと入れて、中途半端に残っていたドライマンゴーも入れてみました。
プロの味はもちろん美味しいのですが、ある材料で毎回味に変化があるのが家庭料理のいいところかなーと思います。

緑の皿が増える理由


昔はキャビネットの戸棚に食器をしまうのが当たり前と思っていましたが、今は薄い引き出しに入れるのが気に入っています。

ふと気付くと緑系の皿が多い。ハランやミントを添えると茶色い料理や焼き菓子が映えるのに似たような効果があるんじゃないかなぁと勝手に思っています。
  • ライブドアブログ