以前に北野天満宮の骨董市で買った浴衣生地がとうとう形になる日が来ました。(北野天満宮骨董市2018春の項参照)「浴衣なんて絶対に着ない」と言われ、2年間我が家の押し入れで寝かせていましたが、ついにペンケースとしてデビュー致します。息子は物にこだわりがなく、小5の時に買ったものをまだ使っていたので、さすがに見かねて。。。破れているボロよりはいい。
目が細かくしっかりとした張りのある生地で、さすが古いものは質がいいのかなーなんて思いながら、クッション性のために間にフェルト生地を挟んで仕上げました。
と、反物の間から「オリンピック協賛ゆかたセール抽選券」なるものが出てきました。オリンピック入場券が当たるようで、抽選日は昭和38年9月20日とあります。あれ?と思って開催日を調べてみると、昭和39年(1964年)10月10日から10月24日までの15日間であったようです。
最今は他のスポーツ大会などの兼ね合いから夏の開催になっているようですが、2020はどうなるのでしょうね。
それから、白の薄いタオルが何枚かあって、お風呂で使うにはいいのですが、キッチンなどのヘビーユースには向かないのでタンスの奥にしまわれていたものです。これにこのゆかた地を縫い付けてみました。ゆかたの反物はタオルの幅よりほんの少し長いだけで、端処理されていますから、ただ端をタオルに巻き付けて縫えばいいだけで簡単でした。
張りがあって、乾きも早いのでとても気に入っています。
50年以上眠り続けて、起きた世の中は随分変わっているでしょ?
因みに、抽選はがきの切手欄は5円となっています。